日本のジュエリーに明日はあるのか？トップページ
ネットでシルバーアクセサリーのショップを運営しているクラフトマンがジュエリーや、オーダーメイドのこと。全く関係ないことなどを無駄に考え、書きつくるブログです。
日本のジュエリーに明日はあるのか？とオーダーメイドとかシルバーアクセサリーのこととかを色々考える。
2006年09月02日
プラチナコーティング？
少し調べてみたのですがプラチナでめっきをする技術というのは
実際に存在はしているようです。
ですが、こと宝飾品において「プラチナコーティング」
と称するもののほとんどは、現実にはロジウムめっきであると思われます。
（本当にプラチナでめっきしたものも中にはあるだろうとは思いますが）
過去に ロジウムの話 でも書きましたが、
そもそもプラチナはそのままだと磨き上げても少し暗い色調であることから
中まできっちりプラチナの製品に対してでも
ロジウムでめっきすることが一般的な仕上げかたなのです。
それなのに、わざわざシルバーに対して
プラチナでめっきする利点はあまり無いように思います。
それに、宝飾品の加工とロジウムめっきの設備は非常に密接で
小型のめっき機器などがありますが、プラチナめっきをするための設備は
おそらくめっき専門の比較的大きなメッキ業者しか持っていないはずです。
もともと安く販売出来る商品を作りたいのに
自社内にある設備ではなく、
外注に出す必要のある加工を施すとは思えません。
よって、ほとんどの場合 プラチナコーティングとは
ロジウムメッキと同じ意味で使われている言葉であると予測できます。
ロジウム自体がプラチナ属というプラチナの仲間とされる素材でもあるだけに
それほど目くじらを立てる必要はないだろうと言われてしまえばそうかもしれませんが
そういった解説も一般的にお店で語られることは少ないように思います。
イメージの悪化をおそれて素材の正確な表記をしない
という宝飾業界の悪癖が見え隠れします。
シルバーにロジウムめっきをする際には
シルバーにいきなりロジウムをくっつけるのではなく
間にもう一段階別の金属をはさむのですが、
その金属はどうやらアレルギーの原因となりやすいらしく
使い続けるうちに最上層のロジウムがはがれてくると
かゆみなどの症状が現れるといったケースもあるようです。
そのあたりの問題も絡んでいるのか何なのか
ロジウム=安物・粗悪品のイメージが
ユーザーの方々に根付いてしまったのでしょうか。
ロジウムもプラチナのように相場で価格の変動する貴金属ですし
状況によってはプラチナよりもむしろ高いことだってあるような貴重品なんですけれど。
そもそもの間違いはプラチナという超高額の製品にも
最後の仕上げとしてロジウムめっきをかけたりするんですよ…
という説明をしてこなかったところにあるのでしょうね。
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2006年08月03日
Amazon（アメリカの）ジュエリーですって。
今回も時事ネタ的なものを扱います。
日本のアマゾンではまだ、ジュエリーの販売をしてはいませんが
既に準備をしているかもしれませんね。
日本のアマゾンも少しずつ、しかし着実にジャンルが増えています。
やはりどの業界でもお金と人材が豊富なところが成功し易いのか…。
当たり前といえば当たり前ですが、なんとなく悔しいのも確かです。
こういう大手のシステマティックで効率的な利益追求のスタイルが
エンドユーザーの方々にとって有益であるからこそ売り上げが伸びるのであって、
弱小のメーカーがこういう仕組みを非難するのは
完全に負け犬の遠吠えでしょう。
真っ向から勝負しようとしたってかないっこない。
イワシがサメに挑むようなもの。そもそも資本が全然違う。
うらやましきかなスイーツ業界。 の記事でも書きましたけれど、
小粒でもピリリ!! の魅力あるメーカーになりたいものです。
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投稿者 K-WIND : 19:47
2006年07月04日
倖田来未がジュエリーデザイン業に進出
少しブログらしく時事ネタも扱ってみることにしました。
ということでこの話題。（ちょっと前ですが）
倖田来未がジュエリーデザイン業に進出
http://www.nikkansports.com/entertainment/f-et-tp0-20060628-52312.html
こういうのを見ると、ああ、きっとスゴク売れるんだろうな…と思います。
やっぱり知名度が高い方がね…とか。
少々いじけ気味の感想がふつふつと。
イヤ、正直倖田来未さんは嫌いじゃないです。
あのさばさばした話しっぷりは特に魅力的です。
ご本人はとても魅力的だし、
中々良いデザインもするんじゃないかとは思います。
ただ一つ一般の方々に勘違いして欲しくないのは、
ジュエリーのデザインが素人でもすぐに出来るような簡単な仕事
…ではないということ。
必ず、プロが実際の製品化にあわせた手直しをしているはずです。
無名の者がものをつくって売るためには
コツコツと心を込めて頑張るしかありません。
がんばりますとも！！
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投稿者 K-WIND : 18:52
2006年06月14日
ブログの継続は難しいですね。
このブログの方向性として、
あまり時事ネタを扱う機会が無いため
書きたい内容も減る一方です。
事実上、現在は書き込みを休止しているようなものなのですが
きっと お役に立てる内容もあると思いますので
左のメニューもクリックしてみて
気になる記事は読んでみて頂きたいと思います。
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投稿者 K-WIND : 21:43
2006年05月11日
神戸国際宝飾展（I.J.K.）
もうすぐ神戸で非常に大きな宝飾展が開かれます。
毎年開催されていますが、今回は会場規模を50％アップするのだとか。
K-WINDでは石を入れない作品が多いので
この宝飾展で素材を買うことは少ないのですが、
加工機器ブースはなかなか面白いものがあります。
レーザー溶接機とか、自動彫刻機とか
そう簡単に購入出来るものではありませんけれどね。
今年は神戸空港を利用して会場に来られる方々も多いのではないでしょうか…。
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投稿者 K-WIND : 13:25
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