そもそも、宝石って一体なんなんでしょう。 まず、見た目が綺麗で、希少性がある...
そもそも、宝石って一体なんなんでしょう。
まず、見た目が綺麗で、希少性があるということでしょうか。
天然か、合成か などでも大きく評価は違ってくるかと思います。
ただ、宝石の金額って中々わかりにくいというか
根拠が不明瞭な感じはします。
工業製品なら、材料コストやら人件費やらで
計算式を作っていれば非常に明確ですが
宝石の価格は希少性や見た目の良さなどが左右します。
でも、見た目の良さというと好みは人それぞれで
かなりの個人差があるのではないでしょうか。
暗めの色が好きだったり、
ほんのりと色づいたくらいの薄い色が好きだったり。
もちろん、宝石名が違っていたり
合成石を天然だと偽っていたり というのは論外ですが
お使いになるかたご自身が見た目を気に入って
金額に納得出来るかどうかというのが大きなポイントかと思います。
しかしながら、心無い業者がクズ同然のものを
法外な値段で売っていることがあるのもまた事実。
そういった業者が無くならないうちは
やっぱり「明日はあるのか?」と心配の種も尽きません。
信用の出来るお店で、
無理の無い予算の範囲内で
見た目の気に入ったものをお求め頂く…
という考え方が安全であると思います。
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投稿者 K-WIND : 2005年10月27日 11:36 [ 管理人編集 ]
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コメント
かなりきついですが、
日本のジュエリー業界について乱文失礼。
そもそも宝石の価値について、採掘の苦難さや一粒の小さな結晶の希少性(日本の大半の宝石屋の言う「希少」ってのは、本で読んだか。聞いてイメージしたくらいのもの)、有り難味を知らないもの9割で成り立っているのです。
で、不思議なことに、日本の宝石屋(超貧乏企業)の殆どは今もなお自虐的で、常に消費者に向けて「いかに自分達の業界が嘘だらけでインチキが多い」って事を大げさにアピールし続けているのです。
更には、今もあちこちで(ネット上でも)、消費者に向けて、
業界人が声高らかに、「皆さ~ん、ジュエリーなんて何の価値もありません。いくらでもあります。要するに元はといえば石っころですから。」「ご利益なんて無いです。」「どうか、買わないで下さい。」と連呼しているような感さえ覚えます。
或いは、「そんな悪い業者ばかりですが、当店だけは信用できます。」って、そんな無茶な話をよくもまあ(笑)・・
あのね、冷静に見渡して、そんなにボッタクって嘘ついて、問題ざたになっている企業の割合ってのは、100社に1つも無いのですよ・・。
ぶっちゃけた話。ジュエリーの小売価格ってのは、私の経験上、2倍~3倍くらいってのが実際には多いのではないだろうか?
これが「高い」とするならば、他の業種の多くもボッタクリ企業となる。単価が高いという考え方もあるでしょうが、実際には大した金額のものをバンバン売っている宝石屋など殆どありません。で、仮にもし本当に株取引並の利ざやで経営やったら、99%倒産するんですから・・・
とにかく、いつまでたっても日本の宝石屋は、小さすぎる市場(大きい市場は外国ブランドへ行ってるからね)をシャモ同士で譲り合っているとも言うべきか・・。そんな日本の宝石屋を横目にもせず、相手にもせず、外国ブランドは(日本の多くの自称真面目な宝石屋から言わせると)ボッタクリ価格で販売し、ユーザーはその製品欲しさに列をなしているわけです。
外国ブランドは大胆で、どちらかというとユーザーより上の立場をとっている(腰は低いが、目線は高い。ユーザーもそこにあこがれるのだろうか・・?)。
いずれにせよ、どっちがユーザーに指示されているかは明白なわけだ。例え、負け組みが何を言おうが、ユーザーに信頼され、愛され、感謝されているのは外国ブランドだ。ユーザーの為になれているわけだ。
これに対して日本の宝石屋(儲かっている一部の宝石屋は除く)の考えていることは、大方「ノーリスク、ハイリターン」
「どこよりもお安く、どこよりも高品質で、需要性の高い商品=何の努力もしなくても売れるもの。」を探し(結局そんなおいしい話などない)。
卸屋の電話は即切。では、せいぜい仕入れといえば??、年に数回の展示会とかで小銭で衝動買い、後はメーカーから借り売り・・。売れなけりゃメーカーのせい。
自分は「こんな人間と付き合っても無駄」と思い、小売業主体に転換してもう8年くらいになるが、金に困ることは全くない。やっていることは、朝早く起きて、夜までひたすら今やれることを頑張っているだけのこと。商品を買い、売っているだけのこと。
買わなきゃ売れない(売るものがないのだから)。
寝ていても売れる商品など基本的にはない(あっても、他の一部の優秀な宝石屋が自分が寝ている間に、努力して売ってしまう)。
だいたいさ、100円とか1000円とか5000円とかいうのはプロの仕入れ、経費とは言わないでしょう(1円単位のお金は大切だが、その意味とは別の意味でってことです)。それがこの業界にはまかりとおっているわけでさ・・。で、そんな輩程あれこれと御託や理屈だけで、行動はしないと来る。
これではどうしようもないわけです。
この辺のところさえ反省して努力すれば、日本のジュエリー業界など小さい業界だから、直ぐに上向くと思いますよ。
今よりは盛り上がります。
でも、今のような堕落した人間が大多数でありつづけるなら、どんどん盛り下がっていきそうですな。
投稿者 影武者 : 2006年08月03日 01:30
非常にためになるコメントを頂きまことにありがとうございました。
私の場合、まず自分がクラフトマンであるということが第一ですので
仕入れて小売りをするという感覚がありません。
お売りするものは自分でつくったものです。
ですから、このブログに書かれている内容が業界の方々の
おそらく大多数にとって異質なものであることも自覚しております。
クラフトマンには口下手が多いのでしょうか。
それとも『つくる』以外のことを考える余裕がないのでしょうか。
どちらにせよ、このブログは日本のジュエリー業界をなじるために書いているのではなく、
あくまでエンドユーザーの方々にとって有益になれば良いなと思って書いているつもりです。
きれい事と失笑を買うかもしれませんが、
ただ楽に金を儲けるためだけにジュエリーを売るのではなく
ジュエリーに対する愛情と誇りを持って売る
そういうメーカーやお店が多くあれば
業界が盛り上がってくれるのだと思います。
これはジュエリー業界に限ったことでもないとは思うのですが…。
投稿者 K-WIND : 2006年08月03日 11:07